開業までに取り組むべきことは4つ

手続き・申請

「もっと収入を得たい!」 「何かを成し遂げたい!」


日々仕事を頑張っている皆さん、このような思いを抱いていませんか?

ここでは「コーヒー豆焙煎」で開業するまでの実際を、「失敗も含めて」お伝えし、最終的には私がどのような結末を迎えるかを皆さんに見届けていただきたいと思います。

成功・失敗全てお伝えしますので、皆さんの進路の参考にしていただけるはずです。

それでは、[具体的に取り組むべきこと」の概要と進捗状況をご覧ください👇

プロローグ                          ~副業・開業までに具体的に取り組むべきこと~

  • コーヒー焙煎技術の習得
  • 生豆・必要な器具の準備・選択
  • 集客施策(SNS・ブログ・ショップサイト作成)
  • 資格取得・申請・届出(保健所・衛生責任者など)

何から取り組むべきか。はっきり言って正解はわかりません。なぜなら、私も手探りだからです。

 開業までのステップを示されている方も多々おります。ですがやはり取り組み方は人それぞれ…

「開業するだけ」なら、おそらくどの順番でも達成可能だと思います。

どの取り組みにどれだけ手をかけ、工夫を凝らしたか。皆違うからこそ生まれる、その店(人)の色。

私は、「安定した品質こそ商品には必要、そのために焙煎技術を身に着けるのが最優先!」と考えています。どんなに素敵なサイトを作っても、「商品の品質」なくしては利益も評判もついてこないですよね。

CHAPTER1:コーヒー焙煎技術を身につける

生豆を加熱・圧力によって香りと味わいを引き出し、コーヒーならではの深い風味を作る工程

―これが焙煎。

主な方法は以下の通りです。

  • 電気式(おすすめ:手軽・安定・副業向き)
  • ガス式(大量焙煎・プロ志向)
  • 手回し式
  • 手網・フライパン(初心者可・少量生産)

どの方法でも豆に熱を加える、という基本構造は一緒ですが、道具や方法によって必要な技術も大きく異なります。例えばガス式の焙煎機は「大量生産・連続焙煎・高火力短時間ロースト」など操作やメンテナンスが必須。

私は電気式の焙煎機による焙煎を行っています。 説明書に書かれた設定で、温度・時間を入力し、生豆を投入し、スタート。あとは全部オートです。お手軽に普通に飲めるレベルのコーヒー豆が焙煎できます。すごいなぁ…

☞私は今後、ガス式焙煎機の購入と技術習得も計画中。10月には焙煎教室でプロの技を直接学ぶ予定です。

☑まとめ

  • 売り物である以上一定の品質で提供することが責任
  • 焙煎の方法は複数ある。方法の選択が必要
  • その方法で安定して焙煎できる技術を身に着けるべし

CHAPTER2:開業・販売に必要な道具を揃える

コーヒー焙煎に使う道具だけでなく、販売に関わる器具やパッケージ、発送資材も必要。

焙煎機・関連道具

各焙煎器具は、価格・機能・最大焙煎量・使いやすさ・国内外メーカーなどカテゴリごとに種類が豊富。

初心者は数万円からの電気式や手網で十分。まずは「楽しんで継続できる」ことが大切。無理な投資や高額器具の衝動買いは不要です。

以下に焙煎器具の例を掲載します

  • 電気式焙煎機:Aillio/BULLET ROASTER R1 V2、ジェネシス/CBR-101An など
  • ガス式焙煎機:フジローヤル 1kg R-101 など
  • 手回し焙煎キット:アウベルクラフト遠赤コーヒー焙煎キット など
  • 手網:マルカ日本製豆煎器 など
  • フライパン:ご家庭用フライパンでも可

☞私はジェネカフェ CBR-101An を購入しました。温度・時間を設定してスイッチオンであとはオートで焙煎してくれるお手軽マシーンです。この道具を用いて実際に焙煎豆を販売している方もいるようです。開業に伴う焙煎量の増量などの関係で、今後、ガス式焙煎機の購入を検討しています。

コーヒー生豆の購入・仕入れ方法

副業や小規模開業なら、「個人で少量から購入可能」なショップを利用しましょう。

卸業者によっては業務用のみ(30kg単位~)ですが、副業やテスト販売なら100g単位で購入できる個人向け業者がおすすめ。

個人でも購入可能なショップ

  • 松屋珈琲
  • ユーエスプレミアム
  • マドゥーラ
  • 生豆本舗
  • ワタル

豆の品質(欠点豆の有無、鮮度)はショップごとに差があるので、失敗も経験のうち。選択肢を広げるためには色々チャレンジ・利用すること!

※「広告掲載が多いから」、「知名度が高いから」それも判断基準にはなります。しかし、最終的な判断基準は自分の目と舌。欠点豆などないものを仕入れられれば最高ですね。

☞私も模索しています。欠点豆、多いなぁ…

販売資材・発送備品

パッケージや発送用梱包材も副業開業には必須。カフェやオンラインショップ向け専門業者も多数存在します。

  • パッケージ資材:ニコノス、カフェグッズ、ヤマニパッケージ、清和、ストアエキスプレス、シモジマ など
  • 発送方法:クリックポスト(日本郵便)、宅配便、コンポス対応ビニール袋、段ボール など

☞こちらは全く未着手。

☑まとめ

  • 行いたい焙煎方法に合った焙煎機(道具)を購入(身の丈に合ったものから!)
  • 個人で購入可能なショップから豆を仕入れる
  • 販売段階ではパッケージ、発送に伴う梱包に関わるものを仕入れる

CHAPTER3:集客のためのネット活用~ブログ・SNS運営

豆販売で最も難しいのは「売る」こと――つまり集客です。お金や手間をかけず、すぐスタートできる最大の武器は「情報発信」。

そのために押さえておきたいのが、「ブログ」「SNS(Instagram、Xなど)」の活用です。

ブログ運営

  • 豆への思い、焙煎工程やコーヒーの魅力、おすすめ商品紹介など、サイト記事として発信。SEO対策やランキング掲載、ショップサイトとリンクさせて認知度UP。

SNS運営(Instagram等)

  • 毎日の焙煎やカフェ時間、珈琲の写真や動画、商品紹介をポスト。新商品やキャンペーン、開業ストーリーもタイムリーに発信。ビジュアル重視ならInstagramが最適。
  • フォロワー獲得には投稿頻度・タグ・写真のセンス・ストーリー性も大切。

☞まずブログ開設をすることができました。この記事を書くのにもかなり時間を要してしまいました…

☑まとめ

  • ブログとSNSを連携し、定期的に情報発信し続ける
  • 「売り込み」より、「共感」「フォローしたくなる」魅力づくりを意識
  • 自分自身が楽しんで継続しよう

CHAPTER4:開業のために必要な申請・資格・届出

自家焙煎コーヒー豆の販売は食品の製造・加工販売業に該当し、保健所や自治体へ届出・申請が必要です。無許可営業は「営業停止」や「罰則」のリスクも…。

食品衛生責任者資格の取得

食品を取り扱う全ての店舗・事業に義務付けられている資格です。1日講習(会場orオンライン/eラーニング)で取得可能。都道府県の食品衛生協会や自治体HPで申込できます。

☞今月無事取得しました!

営業届の申請

「食品衛生法」の改正後(令和3年~)は、「コーヒー製造・加工業」として自治体ごとに届出や許可条件が異なります。私の地域では「営業届」が必要でしたが、「営業許可」と混同しやすいので、まずお住まいの自治体のHPを入念に確認してみてください。

☞方法についてリサーチを深めます。

☑まとめ

  • 開業の際は必ず地域のルール(保健所・自治体HPや電話相談)をチェック
  • やってしまえばそんなに難しくない

エピローグ

今回のまとめ

  • 焙煎技術に自信を持ち、安定した品質をキープする(お客様への誠実さと信頼獲得)
  • 自分に合ったスタート方法・道具を無理のない範囲で選択し、楽しむ心を忘れない
  • ネット・SNS発信を活用し、集客&ブランディングに力を入れる
  • 申請・届出・衛生責任者資格など、開業に最低限必要な法的要件をクリアする
  • 新しいことにチャレンジし、失敗も成長の糧と捉えて継続する

全くの初心者が一歩進めていることをお伝えしました。まだまだやるべきことは多いですが、新しいこと、やりたいことにチャレンジできていることを楽しめています。今後も、開業までに行ったこと、経験できたことをリアルに、格好つけずに発信していきたいと思います。ぜひ、開業初心者の冒険の結末を見届けていただけたら幸いです。

それではまた!

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